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ビジネスマッチングコラム
最近、経営者の方々から自社の株価に関する相談が増えています。
自社の株価とは自社の価値であり、すなわち会社を譲渡する際の価格のことです。
経営者が高齢化により引退するために、
昨今では「会社を承継する」「事業を承継する」という言葉をよく聞きます。
大事な自分の会社は信頼できる誰かに譲り渡したいものです。
実はそのために大切なのは、
「経営者が持つ自社の株式を、いかにしてスムーズに後継者に譲り渡すか」
なのです。
株式を譲渡することで、会社も事業も承継することができます。
そこで、経営者がまず知らなければいけないのが、
「自社の株価はいくらなのか」なのです。
自社の株価を知る意味
証券取引所に上場している会社であれば
現在の株価は市場の取引価格ですぐに確認できます。
ところが、圧倒的多数の非上場会社はそれができません。
したがって、それぞれで計算を行わなければ、株価はわからないのです。
経営者なら誰でも「自社の株価はこれくらいかな」という想像はされていると思います。
それをある基準に基づいて、株価を算定することで「自分の想像」が、「実際の数字として、第三者が下した評価」として裏付けられます。その裏付けこそが重要ではないでしょうか。
また、株価を算定することで
「なぜこの評価額になるのか」
「評価額を上げるためにはどうすればよいのか」
という具合に経営者の思考回路はフル回転し、いろいろな会話に発展します。
そして「どのタイミングで株式を贈与や譲渡するべきか」「どの方法を使うべきか」など、
具体的に考えることで、おのずと「引退」という出口戦略が描けてくるのです。
株価算定のすすめ
経営者にとって自社の株価を知ることは、会社を経営するうえで極めて重要な作業であり、さらにいえば会社の経営そのものといえます。
この機会にぜひ株価を算定してはいかがでしょうか。
株価算定のご依頼は<support@gift-map.jp>宛にご連絡ください。
2020.4.24掲載