ご成約事例 case2

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情熱も、技術への誇りも、優秀な従業員も。
丸ごと受け継ぎ、さらなる発展をめざす!

押切製作所は創業30年の歴史をもつ精密板金加工会社。事業の推移は順調で代表取締役社長の押切道美氏は自身の技術や経験を従業員に伝えてきたが、後継者問題に悩んでいた。借入金の返済を終える2019年10月頃をめどに、廃業を含め事業の終え方を検討していたところに、当社がビジネスマッチングを提案した。
その後一度は譲受の候補企業が見つかったものの、条件面で折り合わず最終契約前に白紙に。押切氏は廃業も考えたが、日本テクノが候補企業を再度リストアップしたことで、長い間がんばってくれた従業員に報いるためにも譲渡へ再挑戦する決意を固めた。

押切製作所
一その後、譲受を前向きに検討したのは同県座間市の金属加工を主とするマゲテックグループの栄工業だった。「最初は、電気保安の会社からM&Aの提案?と驚きましたが、話を聞くと当社と同業で相乗効果が期待できる案件でした。親会社の取締役会議でGOが出たので、早速先方の工場へ視察に行きました」(栄工業の代表取締役社長・秋本誠氏)。

栄工業
10月初旬にマゲテックグループ関係者が押切製作所を訪問し、その技術力と整理整頓の行き届いた工場、そして押切氏の仕事への情熱に一同が心を打たれた。「この会社の事業を私たちが引き継ぎ、さらに発展させたいと思いました」(秋本氏)。栄工業は以前、経営者の高齢を理由にマゲテックグループの傘下に入ったという経緯がある。その経緯から秋本氏は、志を同じくできる者同士であれば、異なる会社が一緒になるのはさほど難しくないと考えていた。訪問結果はその考えを後押しするものだった。

マゲテックグループ関係者が押切製作所を訪問
その後は会計事務所による買収監査や顧問弁護士による契約条件の調整などが急ピッチで進み、11月下旬には最終譲渡契約 調印式を行った。その後に設けられた宴席で押切氏は一連の出来事を振り返り「秋本誠社長、そしてマゲテックの村山隆重会長、本間靖也社長とお話しするなかで、この人たちになら安心して事業を引き継いでいただけると確信しました。最後まで諦めずにパートナー探しに奔走してくださった日本テクノさんにも感謝しています」と話した。

最終譲渡契約 調印式で実印を手渡し
今回のM&A成立のポイント
- Point 1 | 大手グループの傘下に入ることで受注の量と幅が広がる
- Point 2 | 経営資源(ヒト・モノ・カネ・情報・時間)の融合により経営の合理化ができる
- Point 3 | スタッフの交流により技能・ノウハウ共有などの活性化が期待できる
- Point 4 | 譲受側企業も元はM&Aで現在の親会社へ譲渡した経験があり、M&Aの相乗効果を実感していた